VoiceMeeterの使い方(一番最初の設定編)

VoiceMeeterの使い方一番最初の設定編PC
この記事は約5分で読めます。

VoiceMeeterは画期的な仮想ミキサーですが、理解して使わないと使いこなすのが難しいです。そこで、VoiceMeeterを使用する際の考え方と使い方を解説したいと思います。

インストールしていない人は前回紹介した、下記の記事を見てインストールしてください。

VoiceMeeterBananaの基本

通常、Windowsではブラウザや音楽再生ソフトなどを使うと

この画面(サウンドコントロールパネル)で選択した機器(スピーカーやヘッドホン端子など)に音が流れます。

サウンドコントロールパネルの出し方はWindowsキーRを押して、mmsys.cplエム エム エス ワイ エス ドット シー ピー エル と入力するとサウンドの設定が開きます。

その部分をVoiceMeeter Aux InputVoiceMeeter Inputを設定してあげることによって、PCで再生されたすべての音をVoiceMeeter内に送る事ができます。

Windowsの設定

ブラウザや音楽再生ソフト、通話ソフトからの音をVoiceMeeterで処理するには

サウンドコントロールパネルの再生タブで音の再生先を

既定のデバイスをVoiceMeeter Inputに設定

サウンドコントロールパネルを開いて、再生タブを選択VoiceMeeter Inputを選択し、画面下にある既定値に設定(S)ボタンの横の▼を押し、既定のデバイスを選択

既定の通信デバイスをVoiceMeeter Aux Inputに設定

サウンドコントロールパネルを開いてVoiceMeeter Inputを選択し、画面下にある既定値に設定(S)ボタンの横の▼を押し、既定の通信デバイスを選択

再生タブ

この様になっていれば正しく設定できていると思います。

この設定をしてあげることによって、自動的にブラウザや音楽再生ソフトなどの音と通話ソフトの音を分けた状態でVoiceMeeter内に取り込むことができます。

反対にVoiceMeeterで処理をした音を通話ソフトなどに送ってあげるためには、サウンドコントロールパネルの録音タブで音の録音先を変更してあげる必要があります。

この設定は、サウンドコントロールパネルの録音タブで、先程行った設定と同じように設定してください。

録音タブ

この様になっていれば正しく設定できていると思います。

※ソフト側で既定のマイク、スピーカーを使用するとなっている場合

うまく音が伝わらないときは、ソフトのスピーカーの設定やマイクの設定を手動で設定してください

スピーカー(出力デバイス)→ VoiceMeeter AUX Input

マイク(入力デバイス) → VoiceMeeter Aux Output

WindowsとVoiceMeeterの関係性

VoiceMeeter外部とWindowsの音の関係図

先程の設定を行うと、WindowsとVoiceMeeterで音はこのように移動します。

VoiceMeeterは枠で囲ってある部分が一つの音を扱う部分です

再生タブに入ってくる音(音がなるとメーターが振れる音)は、パソコン上のソフトで再生した音や、ゲームの音などが入って来ます。

録音タブに入ってくる音 (音がなるとメーターが振れる音) は、VoicemeeterのVIRTUALOUTPUTの音やパソコンに接続したマイクの音が入ってきます。

VoiceMeeterの内部の関係図

各Inputにある ▶A1 A2 A3 B1 B2 を選択してボタンが明るくなると、音が下の図のように流れます。

矢印の方向に向かって、音が流れるイメージです。

VoiceMeeterとWindowsでどのように音が移動するのかを理解できると、VoiceMeeterを使いこなすことができると思います。

VoiceMeeterの設定

まず、VoiceMeeterで使うマイクやスピーカなどを選択する必要があります。

マイクの ▶A1 をオンにすると、スピーカーなどの場合ハウリングを起こす可能性があります。

VoiceMeeter Aux InputVoiceMeeter Input▶A1を点灯させてあげることによって、ブラウザや通話ソフトなどの音声が聞こえるようになります。

マイクに入った音を通話ソフトに送るにはマイクを設定したところにある ▶B2 を点灯させる必要があります。

このように設定できているとブラウザなどから出力される音が聞こえ、通話相手にも自分の声が届くようになります

HARDWARE INPUTと書いてある部分を右クリックすると名前を変更できます。

OUTPUT側は、黄緑色のフェーダー部分を右クリックすると名前を変更できます。

わかりやすい、名前に変更すると良いと思います。

これで一通りの設定は終わりです。

ちなみに、通話ソフトで音楽などを聞かせたり、友人の耳を破壊するには、 VoiceMeeter Input▶B2 をオンにするとブラウザなどの音を通話ソフトに送ることが出来ます。

今回はここまで。

スポンサーリンク
この記事を書いた人
isa

趣味は、音楽鑑賞、機械いじり。
自分が良いと思ったものを自分でもやってみたい、作ってみたいとなるタイプ

isaをフォローする
PC
スポンサーリンク
iSarverLog…

コメント

  1. わさ より:

    わかりやすい解説ありがとうございます!
    なんのことやらわからずDAWと共に使っていたのですがこれできちんと使いこなせそうです!

タイトルとURLをコピーしました